ファッション誌や通販サイトでよく見かける「レイヤード」。
トレンドファッションの代表格とも言えるスタイルのひとつですが、どんなものかを語れる人意外と少なかったりします。
そこで今回は、
- 「レイヤードって何?」
- 「どんな着こなしのことを言うの?」
- 「レイヤードはダサくならないかちょっと不安」
そんな疑問を持つあなたのお役に立てる情報をお届けします!
この記事を読んで、レイヤードスタイルをマスターしましょう。
レイヤードとは?
レイヤードとは「積み重ねる」という意味。
つまりレイヤードスタイルとは、重ね着スタイルのことを言います。
ここで大切なのが、単に服を重ねればレイヤードスタイルが完成するわけではないということ。
アイテム同士のバランスや色、柄や素材などをうまく調節して、その組み合わせを楽しむことでレイヤードは完成します。
レイヤードはダサいのか?
よく言われるのが「レイヤードってダサいんじゃない?」という疑問です。
結論から言うと、やりすぎるとダサくなります。これはレイヤードに限らず、他のスタイルにも言えることですよね。
カジュアルすぎ、ダボダボすぎ、ピチピチすぎ、などなんでも「すぎ」は良くありません。
レイヤードで言えば、丈の長さが不自然だと一気にダサく見えてしまうので要注意です。
重ねるインナーが極端に長すぎたり短すぎたりしないように意識すれば大丈夫!
全体のバランスに気をつけさえすれば、初心者さんもレイヤードを楽しむことができますよ。
コーデにレイヤードを取り入れる2つのメリット
レイヤードは、単にトレンド感をアップさせるだけではありません。
コーディネートにさりげなく取り入れることで、普段のオシャレを格上げしてくれるんです。
ここではレイヤードの2つのメリットをご紹介していきましょう。
1.スタイルが良く見える
初心者さんにもオススメしたいのが、インナーをちょっとだけ見せるレイヤードテクニック。
このテクニックを使うだけでスタイルが良く見えちゃうんです!
チラッと見えたインナー効果でトップスとボトムスのメリハリができ、スタイルに自信がない人でも縦のラインを綺麗に見せることができますよ。
2.さり気なくオシャレ度アップ
レイヤードがカッコよく決まると「あの人着こなしが上手だな」と一目置かれるようになります。
なぜなら、レイヤードが上手いということは服のバランスや相性をちゃんと知っているとうことだから。
自分の体型や似合うファッションを知っている人って、魅力的ですよね。
ちょっとだけ覗かせたインナーがさり気ないオシャレ感を引き立たせてくれて、女子受けも抜群ですよ!
今日から出来るレイヤードの仕方
「レイヤードのことは分かったけど何から始めたらいいんだろう?」
そんな疑問をお持ちのあなたに、今日から出来るレイヤードの仕方をご紹介します。
手持ちのアイテムを使ってすぐにコーディネートを完成することが出来るので、ぜひ試してみてくださいね。
「着丈の短いアウター」に「着丈の長いインナー」を組み合わせること
レイヤード初心者さんはまず、着丈の短いアウターと着丈の長いインナーの組み合わせから始めていきましょう。
インナー選びのポイントは、丈が長すぎないものを選ぶこと。
レイヤードはインナーがポイントになってくるので、オススメのインナーをご紹介していきますね。
おすすめのインナー
ロング丈Tシャツ
出典元:Dcollection
着回し力抜群のロング丈Tシャツは、レイヤードコーディネートでも大活躍!
ロング丈Tシャツは丈の長さが決め手になってきます。
短すぎると裾からほとんど見えず、長すぎると肌着が見えているようで野暮ったくなってしまうので要注意。
裾から5センチほど覗かせるくらいがベストバランスですよ!
また、後述するカットソーとレイヤードする場合はロング丈Tシャツの袖が見えないようにするのもポイント。
なので、少しだけ袖が短いもの(9分袖)があればベストです。
タンクトップ
出典元:SPUTNICKS
夏になると、どうしても着こなしがマンネリになってしまう人も多いはず。
そんな暑い季節でも周りとちょっと差をつけたいなら、タンクトップのレイヤードに挑戦してみましょう!
重ね着はどうしても暑く蒸れてしまいがちですが、通気性の良いタンクトップを選べば大丈夫です。
単調な着こなしで飽きてしまいがちな夏のコーディネートを、存分に楽しむことができます。
暑くても快適におしゃれを楽しみましょうね!
シャツ
出典元:Dcollection
おしゃれ感に加えて女子受けも抜群に良いのが、シャツのレイヤード。
白シャツはもちろん、柄物シャツを選べば首元からチラッと見える襟で個性をアピールできます。
さらにシャツのデザイン次第で全体の雰囲気を変えられるので、オシャレのバリエーションも増えて尚良し。
サイズ感としては、着太りしないためにも少しタイトめのシャツを選ぶといいですよ!
実際のレイヤード組み合わせ例
オススメのインナーが分かったら、次に悩むのはインナーに合うトップスですよね。
「インナーと相性のいいトップスを知りたい!」
そんなあなたにご紹介するのが、レイヤードの組み合わせ例です。
これさえ知っておけば、レイヤードの組み合わせで悩むことはありませんよ。
カットソー(Tシャツ)とロング丈Tシャツ
出典元:SPUTNICKS
- ロング丈Tシャツ
- 半袖ビッグTシャツ
- スキニーパンツ
カットソーとロング丈Tシャツはレイヤード初心者さんにオススメのスタイルです。
ボリュームの少ないカットソーを選べば、もたつかずスッキリとしたレイヤードができますよ。
インナーのTシャツは長すぎないものを選ぶようにしましょう。
コーチジャケットとロング丈Tシャツ
出典元:Dcollection
- ロング丈Tシャツ
- 長袖Tシャツ
- コーチジャケット
- スキニーデニム
トレンドアイテムのコーチジャケットは、ロング丈Tシャツとのレイヤードがカッコよく決まります!
裾からチラ見えするTシャツがボトムスとのメリハリをつけてくれるので、脚長効果も期待できます。
かっちりした印象のジャケットを、程よくカジュアルダウンしてくれるのも嬉しいですね。
カットソーとタンクトップ
出典元:SPUTNICKS
- 半袖ビッグTシャツ
- ロング丈タンクトップ
- スキニーパンツ
- レザーシューズ
春夏の軽快なスタイルにはカットソーとタンクトップが最適です。
ごわつかず軽やかな印象をアピールでき、女子受けする清潔感もアップすること間違いなし!
裾から覗かせるタンクトップは、色を変えておしゃれを楽しんでみてください。
ホワイトが定番ですが、グレーやブラックのモノトーン系も失敗しづらくオススメですよ。
ニットとシャツ
出典元:SPUTNICKS
- 白シャツ
- ニット
- テーパードパンツ
- スニーカー
ニットとシャツのレイヤードならオシャレ感に加えて保温性も抜群!
寒い日のお出かけにももってこいのコーディネートですね。
ニットはラウンドネックを選べばトレンド感もアップしておしゃれに見えますよ。
無地のシャツは定番ですが、思い切ってチェックやストライプ柄のシャツにもトライしてみてはいかがでしょうか?
パーカーとシャツ
出典元:Dcollection
「裾からちょこっと見えるシャツがたまらなく可愛い!」と女性ファンも多いパーカー×シャツのレイヤード。
トレンドスタイルを目指すなら、少しオーバーサイズのパーカーがオススメです。
シャツは本当に少し見える程度でOK。
トップスにボリュームを持たせたら、ボトムスはスキニーパンツですっきりさせると良いでしょう。
まとめ
合わせるアイテムによってさまざまなスタイルが楽しめるレイヤードスタイル。
バランスや合わせるアイテムを間違えなければ、ダサくならずにおしゃれを楽しめます。
「重ねてみたら意外と合う!」という新しい発見もできて、コーディネートの幅が広がりますよね。
最近なんだか着こなしがマンネリだな、と感じるあなたはぜひレイヤードを試してみてください。