クレリックシャツとは身頃が柄または、色のついた無地で衿襟を白無地にしたシャツのこと。
※身頃→服の袖や襟を除いた、身体の後ろと前の部分を覆う部分のこと。
クレリックシャツってなんだか格式高い響きがしませんか?
それには理由があるんです。
クレリックという言葉には、僧侶や牧師・神父という意味があり、
イギリスの修道士や聖職者が着ていた白い立ち襟の服に
似ていることから呼ばれるようになったんです。
衿や襟を白にした理由は、元々は労働着として着用されて汚れたり、擦り切れたりした襟や袖を取り替えられるようにと考えて作られたものです。
単なるデザインじゃないんですなー。φ(`д´)メモメモ…
今では白以外にも画像のようなチェックデザインでグレー袖も人気ですね。
流行し始めたのは1920年代にロンドン紳士達の間で大流行したことや。英チャールズ皇太子が結婚式で着たことからフォーマルなシャツとして認められていきました。
余談で、海外ではクレリックシャツのことを
- 「カラーセパレーテッドシャツ」
- 「カラーディファレントシャツ」
- 「ホワイトカラーシャツ」
とも呼びます。
襟の部分が白色なので、顔の印象を明るく見せられます。
上品な印象を与えるのでジャケットとの相性は抜群なのだ。
「襟付きのシャツは柄や色ものはカジュアルになりすぎそう・・・」
なんて思ってる人!
避けるのはちょっと待った。
そんな時こそこのクレリックシャツの出番です!!
クレリックシャツの襟の白地が落ち着いた印象を与えてくれるので
上品なカジュアルスタイルには持ってこいの1枚ですよん♪