スタンドカラーシャツとは
襟に外側へ折り返しがなく
首に沿って立っている襟になっているシャツ。
この襟のことを立ち襟と呼ぶ場合もあります。
ちなみに・・・
ここでいう、カラー(collor)とは洋服の襟のこと。
決して色(color)のことではありませんので(笑)
stand=立っているの意味なので、
立ち襟ということなんですな。
「ちょっとどういうものかわかりにくいな・・・」
という人は中国のチャイナ服を
イメージしてみてください。
これも三角形で外側に折り返した襟ではないものではなく
襟が首に沿って立っている形になっていますよね?
メンズに一番わかりやすいのは、
学ランの詰襟ですね。
詰襟は首元が詰まって見えることから呼ばれた名称で、
スタンドカラーの一種なんです。
けいけいは学ランのカラーが嫌いでした・・・。
だってちくちくするんだもんorz
スタンドカラーシャツの歴史
シャツの原型はスタンドカラーから
始まったと言われています。
その歴史は古く、1300年代のフランスの貴族が
補強と寒さをしのぐために作られたものが始まりでした。
日本にもスタンドカラーシャツは昔からありましたが、
戦前までは仕事を終えた後にくつろぐ時の格好という程度でした。
ファッションとして流行したのは
1980年代に入ってから。
三宅一生というファッションデザイナーが
紹介して人気に火がつきました。
しかし、今は見かける機会が少し減ったかな。
このシャツの人気は若者より
中年以降の男性に偏っているんですよね。
中年以降の男性には、昭和の香りがした
ノスタルジックな雰囲気が魅力的に映るようです。
着て昔を懐かしんでいるお父さんや
おじいさんがいるかもしれませんね(笑)
スタンドカラーシャツの魅力
- 首元をすっきりと見せ、洗練された知的な印象を与える
- ノーネクタイで着ることができる
- フォーマルな装いからカジュアルまで幅広いシーンで着ることができる
シャツの中では珍しく
ノーネクタイでの着用もOKなので
首元がすっきりとした印象を与えます。
ノーネクタイでもどことなく品があり、
知的な印象を与えるので
大人の魅力を出すことができますよ。
これはぜひ、若い人にも着てみてほしいアイテム。
周りの友人とも雰囲気を変えることができますよ♪
「あれ?あいつ今日はいつもと雰囲気がちがって
なんかかっこよくね?」
なんて一目置かれるかも!?