スラックスはスーツや礼服、制服と
対で用いるズボンのことです。
お父さんが背広と一緒に履いている
ズボンを思い浮かべる人も多いでしょう。
このズボンのことをスラックスと呼びます。
スラックスの真ん中には1本折り目が入っており
これが脚長効果につながっています。
スラックスの単数形スラック(slack)には
「緩んだ」という意味があり、太ももから下の部分が
広めにサイズもゆったりとした感じになっています。
また、年齢によるサイズ変化に
対応できるようウエスト部分にアジャスターをつけて
サイズを調節できるようにしているタイプもあります。
スラックスの各部分の呼び方
スラックスは各部分にそれぞれ呼び方があります。
ウエストマン(ウエストバンド)
ウエストをホールドするベルト状部分のこと。
フロント部分にはトップボタンが付けられ、
周囲にはベルトループが縫い付けられています。
前ひだ(タック)
腰周りにゆとりを作るための縫いひだのこと。
本数やタックの向きが外向きか内向きかで
微妙に印象が変わります。
ベルトとおし(ベルトループ)
ウエストバンドについた共地のベルト通しのこと。
1cmぐらいの幅のものが、全部で7、8本つくのが
一般的とされています。
時計隠し(ウォッチポケット)
スラックスの右側につく、小型ポケットのこと。
かつて懐中時計を入れていたことから、ウォッチポケット
と呼ばれています。
(引用元 スーツに関する基本用語)
上記のスラックスの各部分と
名前を覚えておくと選ぶ時に便利です。